未経験でもダンスインストラクターにはなれるのか
当スタジオとしてでは、芸能界でのダンサー活動経験があるプロダンサーを優遇しています。これは、当スタジオがダンサーとしての実績や経歴を重視し、プロのダンサーがクラスを担当することで会員様により高い品質のレッスン指導を提供することを目指しているためです。現在進行形で芸能活動している方でも、芸能界は引退して指導者として活動している方でも、振付師(コレオグラファー)メインで活動している方でも、プロフェッショナルであれば歓迎いたします。
どんなに今現在、人気のダンスインストラクターだとしても誰しもがはじめは未経験です。未経験でもダンスインストラクターにはなれますのでそのために必要な過程を紐解いていきましょう。
1.ダンススキルの向上
自分の興味があるダンスジャンルを選び、基本的な技術を身につけましょう。地元のダンススタジオやオンラインの動画などを利用してダンスを学ぶことができます。将来インストラクターになりたいと志していれば、レッスンの振付だけでなく初めのストレッチやアイソレーションなど全体のレッスンの進め方などを観察し自分のものにしていく気持ちも大切です。
2.専門のトレーニングと資格取得
ダンスインストラクターとしてのトレーニングプログラムやワークショップに参加し、専門の資格を取得することも将来ダンスインストラクターとして活躍するためには有利になります。これによって、指導法や安全対策について学び、信頼性のあるインストラクターとしてのスキルを磨くことができます。しっかりとした実績があれば、会員様や保護者の方などからも好印象です。
3.教育者としてのスキルの向上
教育法や心理学の基礎知識を身につけ、会員様とのコミュニケーションスキルを向上させます。これは効果的な指導の一環です。インストラクターは、ダンス専門の指導者ですのでいつ何時も「お手本」「ロールモデル」「憧れ」となります。指導者として、ただダンスが上手というだけではダンスインストラクターとしての長い将来は見えてこないでしょう。
4.実践経験の積み重ね
地元のダンススタジオやコミュニティセンターなどでボランティアとしてレッスンを提供するなどして、実践経験を積んでいくと良いでしょう。実際の指導を通じて、リアルな状況での対応力を養います。近年、ダンスはキッズの習い事だけでなく大人の方までは楽しむ趣味の一環として大流行しています。変わらずに幼児さん(3歳~5歳)クラスも人気のあるクラスですので、幅広い年代の方に指導経験があると即戦力としてレッスンを任せてもらえるでしょう。
5.ポートフォリオの構築
作成したレッスンプランや実績、受けたトレーニングや資格などをまとめたポートフォリオを作成します。これは求人応募時やクライアントに対して自己アピールする際に有益です。自身のことを相手に正しくアピールし、自己をブランディングしていく力も人気インストラクターになるためには必要なスキルです。
6.求人情報の検索と応募
地元のダンススクールやスタジオ、コミュニティセンターなどでの求人情報を検索し、応募します。未経験者を歓迎する場合もありますので、積極的にチャンスを追いかけましょう。待っているだけでは、ダンスインストラクターとしての仕事は舞い込んできませんので自己アピールとブランディング計画をしっかり立て計画的に進めていくことが大切です。
7.フリーランスとしてのスタート
フリーランスのダンスインストラクターとして独立することも一つの選択肢です。自分のスタイルでレッスンを提供することで、自身のブランドを構築することができます。フリーランスとして独立することで、様々なメリットはあります。様々な場面での経験とスキル習得、知識などを兼ね備えておくことが重要です。
大切なのは、意欲と努力です。未経験からスタートすることは難しいかもしれませんが、継続的な学びと経験を通じて成長し、成功に近づいていくでしょう。諦めずに、自分の好きを仕事にすることで達成感と満足感を味わいながら会員様の成長と自分の成長を楽しんで生活ができる仕事です。